2010年07月30日
おおくすさんを描く ~江北町子ども体験教室の皆さんと一緒に~

大きい木だね~!
こっちは・・・ん?大きなお星さまが輝いてる!」
元気がみなぎってるって感じ。いいね!
「みんなは、なにを描いてるの~?」

「見ちゃダメーっ!」「近づいちゃだめー!!」
「はーい。オッケー出るまで待ってまーす」
去る7月3日(土)、江北町子ども体験教室の皆さんと一緒にとても楽しいひとときを過ごしました。
「江北町子ども体験教室」さんは、毎週土曜日にさまざまな教室を開いておられます。
いけばな・絵手紙・絵本おはなし隊・絵画と国際交流・茶道・子ども3B体操・
ソフトテニス・日本民舞・わくわくクッキング・陶芸・かるた・音楽・・・なんと12種類!!
そして今日は月に一度の郊外体験の日。
子どもと大人合わせて約20人で、川古の大楠さんに逢いに来てくださいました。
みんな、自分のスケッチブックを握って楽しそう!

見たまま、感じたままを想いおもいに描いてゆくこどもたち。
色鉛筆やペンの先に、夢がひろがってゆくかんじです。
描いてもらう前に、オオクスさんについてお話をしました。
大楠さんの樹齢は三千年。この年月・・・子供たちにどう伝えれば想像できるかな?
「みんなが10才だとして・・・オオクスさんは3000才。
みんなの何倍ぐらい、生きてるんだろう?」
ここはさすが。高学年のお姉ちゃんが「300倍です!」と答えてくれました。
するとすかさず「300倍って、どれくらい?」って、小さな男の子。
あはは♪ そうだよねぇ、300倍って、ねぇ♪
シールを貼るの、子供はみんな大好き!
画用紙があっという間にシールでいっぱいになりました。

だけどもシールの数じゃ全然足りないくらいに、
三千年の月日の流れの中には多くの命が巡っています。
「このオオクスさんの葉っぱの数と同じくらい?
もしかしたら、もっと多い数?
それぐらいいーっぱいの、みんなのおじいちゃんやおばあちゃんの、
そのまたおじいちゃんやおばあちゃん、ずーっと昔から、
このオオクスさんは、この場所に生きているんだよ。」
年を比べたあとは、身長を比べます。
「みんなが何人つながったら、オオクスさんの身長を越せるかなぁ?」
「10人!」「20人!」
目には見えないけれど、地面の下に広がっている根っこのお話も。
駆けずり回っていた男の子が、やさしく、地面の上を歩く姿に・・私自身が・・ジーン。
子供たちの心の中にはもちろん、一緒に来てくださった保護者のみなさんの心の中にも
いろんな想いが、あったかく広がっていったような。そんなひとときでした。
未来のオオクスさんも、描いてもらいました。
帰る間際までなかなか見せてくれなかった、お姉ちゃんたちの絵。
なんだか、アイデア満載ですね~。
親子で描いてくださった一枚。
オオクスさんも、親子に。 幸せな一枚だなぁ~。
おおっと!こちらはなんと・・・

宇宙の中に、オオクスさんが!
みんなが大きくなって、みんなの子どもが大きくなって。
その子どもが大きくなって。
これまでの三千年。これからの三千年。
子ども達の未来も、可能性も無限大です。
未来の子ども達にも、オオクスさんに会ってほしいね。
わたしたち武雄三樹物語は、
大きな夢を抱いて、これからも地道な努力を重ねていきます。
どうぞよろしくお願いします。
Posted by 武雄三樹物語 at 12:59│Comments(0)
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